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私も書きたくなったので。

ジャニヲタの愛に溢れた文章が好き

『アイドル武者修行』と『手越発言』から紐解くコネチケ

もう一回『アイドル武者修行』をお迎えしてきたよ!!!

 

mikuriku.hatenablog.com

前回の記事がこのブログの最大瞬間PV数を更新したことから、みなさんのコネチケに対する関心の高さに驚きました。もうテゴマスの記事以上にバズることはないと思ってたからさ…。

本を読んだのが1年以上前で、記憶が曖昧なまま記事にしたこともあり、「ちょっと~!?私手元にこの本あるから確認したけど、内容間違ってるじゃない!!!」というクレームが来るんじゃないかと正直ひやひやしていましたが、クレームどころか「この本持ってるから私がちゃんとした詳細書くね!!」というコメントすら一つも見当たらなかったです。

なんていうかその、きっとイノッチ担にまで記事が広まってなかったんだろうなと解釈してる…。V6担はお姉さんが多いからSNSやらない派が多そうだし、古い本だから手放しちゃった方もいるだろうし…。決してイノッチの本が大して売れてないとかそういうんじゃないと思ってるよ…。

 

とは言え自分で出した記事がそこそこバズったため、「万が一間違った情報を拡散してたら訂正しないと…イノッチの名誉のために!!」という謎の信念にかられ、図書館でイノッチが主張された表紙を受付の人から手渡されるというちょっと恥ずかしい体験に耐えて再び借りてきました。

正直「記事の影響で今ごろ予約詰まってるかもな~」なんて仄かな不安を抱いたりもしましたが、一冊の予約も貸し出しもなくサクッと借りられました。あれぇ、わりと広域をカバーしている図書館のハズなんだけどな…?みんな、ソースが曖昧な素人ファンの記事よりタレント本人の文章を読んでやってくれな…。

 

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さて本題です。

いわゆるコネチケについては、『アイドル武者修行』108頁からの「19.バカにならない花とチケット代」に書かれています。

アイドル武者修行

アイドル武者修行

 

 

前回は覚えている情報をこのように並べさせて頂きました。

  • あるツアーの際、イノッチは30枚ほどチケットを申し込んだ(1公演ではなくツアー全体での枚数と思われる)。
  • ファン同様、自分で郵便局で振り込みの手続きをしなければならない(=コネチケは自腹)。
  • ただし落選することはなく、申し込んだ枚数は確実に取れる(そりゃそうだ)。
  • でも流石に枚数制限はあるらしい(V6は6人もいるから、全員が好き放題取ってたら相当な枚数になってしまう、という記載があった)。

 

ここで一つ、勘違いされている方も多いようですが、

コネチケと関係者用チケットは別物です。(大事なことなので太字&赤字で書くよ!!!)

 

記憶が曖昧だったので前回の記事では書かなかったのですが、現在本が手元にあるため一部引用させて頂きながら紹介します。

 

アイドル武者修行110頁』より

仕事上でお世話になっている方は事務所が招待するけど、友達や親戚分は、自分のコンサートでも自分でチケットを買っています。もちろん確実に買えるので、一般のファンの子からすれば、物凄い優遇されているんですけど。 

つまり、LINEにあった40枚という数字はメンバーが家族や一般人の友人用に使っていい枚数であって、関係者席に座っている芸能人や取引先のお偉いさんは事務所が正式にご招待しているわけですから、そもそもチケットの枠が違うんですよね。

おそらくNEWSだとイッテQやevery.のメンバー、吉田のさおりん、角川さんやニッセンさんあたりは、事務所から割り当てられたチケットをお持ちなわけです。

 

ここからは私の推測ですが、この事務所招待枠のチケットというのは、一般客と同様に入場しなければならない通常の指定チケットもあれば、専用入り口から入場する関係者席用の実質顔パスみたいなチケットの場合もあるんじゃないでしょうか。

事務所的にご招待したいお偉い方・一般の席で観覧すると混乱をきたす芸能人の方(事務所の先輩後輩含む)なんかはひっくるめて関係者席でしょうが、例えばコンサート関係の会社の方が一般席での観覧を希望されたりすれば、アリーナに配席するくらいは可能でしょう。

「関係者がアリーナ席にいたから、コネチケは関係者用のものも含めて40枚」という主張も見掛けましたが、おそらく何かしら事情があって関係者席に割り当てられていないだけの話で合って、コネチケの40枚と事務所招待枠のチケットは全く別枠だと考えていいと思います。

 

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次に支払いについては、先ほどの続きの文章に記載があります。

僕たちの締め切りは一般よりもかなり早い時期だということ。これがくせもので、2か月近く先の予定を友達や親戚に聞いたところでわかるわけがないから、とりあえず当てずっぽうで押さえとくわけです。(~中略~)家族、親戚、友達にある程度確認して、「誰がいつ何枚…」って予想しながら慣れない事務作業をします。予約が済んだら郵便局へ代金を支払い。(~中略~)きっちり振り込ませていただいております。

FC会員の当落よりも先にコネチケは確保することになるので、「ギリギリになってからコネチケ枠でチケットを取ってもらった」という発言があったとすれば、それはメンバーが適当に抑えておいたチケットの一枚を頂いただけの話であって、直前に席を抑えてもらったわけではないということです。

 

ここで手越さんの和歌山公演での発言を踏まえて、最近のLINE流出&コネチケ騒動について私が想っていることを書きたいから書くのでよかったら読んでくれ。

 

まず、友達の多さとか「わけのわからんルール」発言については、この際どうでもいいです。

女関係が真っ白だなんて誰も思っていないんだし、文面自体は身内向けに書いたことを考慮すれば、私はそこまで嫌な気持ちはしなかったから。

枚数制限に対してマネージャーに文句つけたのは子供過ぎると思うけど、あの僅かな時間でそこまでは言及できなかっただろうし、非難の声は本人の耳にも入っているだろうから、今頃反省してくれていると信じておきます。それくらいかな。

 

では昨日の『ジャニーズに無料のチケットなんて一枚もない』発言についてですが、手越さんが話してくれたのは嬉しいし頑張ってくれたんだろうけど、引用したイノッチの文章だったり他のジャニタレの発言からも明らかなように、コネチケの存在はみんな知ってるわけです。そしてコネチケが有料だとか親もFC会員だとかは、おそらく誰も問題にしてないんだよね。

彼の発言で「コネチケはない」んだと思い込んでいる方もいらっしゃるようですが、「タレント本人もしくは配られた当人が金額を負担しているから無料ではない」という意味であって、コネチケの存在そのものを否定しているわけではない。

いつぞや「お父さんが亡くなる前、東京ドームのチケット取って欲しいと連絡があって~」というお話をしていたのは、他でもない彼ですからね。少なくとも手配は彼がしているわけでしょう。

 

だけど、「一旦タレント本人が立て替えたチケット代金を、配った家族や友人に請求するかどうか」は私らには関係ないし、知る必要もない。

もっと言えば、家族席分くらいタダでも最前列でも私は全然構わないよ。

論点はそこではなくて、40枚という数字についての不満だったり、会社のルールに対して関係者を巻き込んで謝罪させたこと、流出してしまった脇の甘さに対しての説明がないから、不信感を持ったファンが納得できない回答になってしまっている。

彼なりの誠意として答えてくれたんだろうし、どうしても言っちゃいけないこともあるだろうから、話せる範囲の真実を伝えることでファンを安心させたかったんだろうけどね…。

 

あとさ、友達はともかく「親がFC入ってる」のはさ、子供がジャニタレとして第一線で活躍しているなら当たり前だと思うんだよね。

可愛い息子に関するものはファン専用媒体であっても手に入れておきたいのが親心だと思うので、チケットの手配は関係なく、会員証や会報、誕生日動画見たさにFC名義の一つくらい作るのは当然だろうと…。

私だって親の立場なら、自分の名前入りのチケットを手に入れたいだろうし、一ファンとして通常のチケットで公演に参加する体験だってしてみたいものね。

 

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そして枚数について、111頁より

自分のコンサートだからいくらでもタダで呼べると思ったら大間違い。そんなことしていたら、V6みたいにメンバーが多いグループは身内だけですごい数になっちゃいますから。(~中略~)03年は東京で2週間も公演があったので、33枚買いました。(~中略~)それでも時には追加で必要になることもあります。そんな時は周囲(=V6メンバーだと思われる)にマジで相談。

最大何枚まで、とは書いてなかったですが、「イノッチ的には33枚は割と多く申し込んだ方なのかな…?」という印象です。そして追加で必要になっても当落後では新たに用意できないため、ほかのメンバーから譲ってもらう、もしくは事務所に何とか掛け合って事務所招待枠のチケットを頂くしかないようです。

付け加えておくと、『33枚買いました』とありますが、これはWikipediaから考察するに『V6 SUMMER SPECIAL DREAM LIVE 2003』でのチケットを指しているかと思われます。

この公演は1か所13日間17公演国立代々木競技場第一体育館で行った公演ですので、全国ツアーで手配する枚数とはまた違うのかもしれません。全国ツアーと比べて枚数が多いのか少ないのかは判断が付きかねますが、まぁ17公演で33枚なら6人分でも大した数ではないですよね。

ちなみにこの引用箇所には最後の一文が続きとしてありますが、イノッチがうまくオチをつけた部分なので、ここには書かないでおきますね。ぜひともご自身で読んでみてください!!!

 

 

以上、コネチケについての詳細記事でした。

前回記事にした内容と大きく異なっている部分はなさそうで、とりあえず安心しています(笑)

2005年初版の本なので、当時と今では異なる部分もあるでしょうが、コネチケ制度について悶々とされている方々のお役に立てれば幸いでございます。おしまい。

 

 

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イノッチの本で言及されていたコネチケ制度について

ハロー!!NEWS担のみなさま、いかがお過ごしでしょうか。

うんうん?ほぉ~なるほど。

ですよね、うん、知ってました。

NEWS界隈、まーた荒れてるね~。

 

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実はわたくし、ツアーのネタバレ防止のため、ここ数か月は公式と一部の情報ツール以外、はてなブログも含めてほとんどチェックしないようにしてたんですよ。

ツアーの感想らしき記事のタイトルに、「ネタバレなし」って書いてあっても、ネタバレの定義が人によって違う以上、あんまり当てにならないじゃないですか?

例えば「〇〇の曲の終わりにサプライズがあるから、まだの人はお楽しみに!」とか書いてあるの見ちゃったら、嫌でも意識しちゃうというか、サプライズがバレちゃってるという点では私からすればネタバレなわけです。

でも書いてる本人からすればネタバレではないから、そこはどうしようもない。

 

それに、はてなのジャニヲタグループのページは、各ブログの冒頭数行が自動で表示されるシステムですが(あれ表示しない方法ってあるんですか?)、その数行にほんのりネタバレが含まれてることがあるんですよね。

しょっぱなから「○○の曲の時に~」なんて直球のネタバレがあったりね…。冒頭からネタバレ書いちゃう方、高ぶる気持ちを吐き出したいのは分かるのですが、うっかり目に入っても安全なように冒頭数行は抑えて書いて欲しいな~??

 

私が極端だってことを承知の上で言いますが、「楽しかった!!」「素晴らしかった!!!」って書いてあるだけでも、なんとなーくネタバレされた気持ちになるんですよね…。いや、楽しいのも素晴らしいのも分かり切ってるんだけどもさ…、なんだろう、感情のネタバレって感じ??

まぁそんなわけで、ツアー関連の記事を全部避けてても、否応なしに表示される部分でネタバレされちゃうことがある以上、もう「はてなを見ない」しか対策取れないな~ってことで、ゆる~くオタクしてました。

 

念のために一言加えておきますが、ここまでの例えは全部適当に書いただけでNEVERLAND本編とは全く関係ないので、まだ行かれてない方は安心してくださいね!

 

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さて、ここから本題です。

小山事変以降、しょっちゅう問題が起きているのは知りつつも、ネタバレ回避のためもあって直視せずに過ごしていました。あとジャニヲタの世界が面倒すぎて放置してたのもあるけど…。

今回のコネチケについても正直NEWSまた流出したのかよって呆れ半分だったし、いちいち感情を乱されるのも疲れるからスルーしようかな~と思ってたんですけど、イノッチ先輩によるコネチケについての文章を読んだことがあるので、それを一応書いておこうかなぁと。

 

アイドル武者修行(日経ビジネス人文庫)

アイドル武者修行(日経ビジネス人文庫)

 

 

アイドル武者修行2

アイドル武者修行2

 

どっちの本に書いてあったかまで覚えてません。ちなみに図書館で借りたので手元にもございません。悪しからず…。

覚えていることを書きますが、もしかすると記憶違いで間違ってるかもしれません。詳しいことは自分で本を読むなり借りるなり、お近くのイノッチ担の方に聞いてみるなりして下さい(他力本願)。

 

この本に書いてあった親や友人に配るチケット(=コネチケ)についての記載をまとめると、

  • あるツアーの際、イノッチは30枚ほどチケットを申し込んだ(1公演ではなくツアー全体での枚数と思われる)。
  • ファン同様、自分で郵便局で振り込みの手続きをしなければならない(=コネチケは自腹)。
  • ただし落選することはなく、申し込んだ枚数は確実に取れる(そりゃそうだ)。
  • でも流石に枚数制限はあるらしい(V6は6人もいるから、全員が好き放題取ってたら相当な枚数になってしまう、という記載があった)。

 

これを読んだときは、「30枚×6人ってことは、毎回最低でも180枚は別枠で確保されてんだな…結構あるっちゃあるけど、まぁそんなもんか」と感じた気がします。

だって両親+兄弟+祖父母(4人)だけでも10枚近くになるわけで、そこに友人知人、個人的にお世話になった方とか、小山さんみたいに甥っ子姪っ子まで含めたら30枚はあっと言う間に埋まっちゃうよなぁと。

 

しかし、40枚って文句言うほど少なくはないと思います。

手越さんが40枚のルールに憤慨している気持ちは分かりますが、自分で主催して全額自腹でリサイタルするんならともかく、ツアーは商売だしコンサートは仕事であって参観日じゃないんだよね。友達だからって全員に配ってたらキリがないんだから、そりゃ事務所も枚数制限するだろうよ。

必要な方にだけ配れば十分な枚数だと思いますし、その辺うまく濁してやりくりするのも社会人の務めだよ手越さん? 

 

まぁでもね。

少なくともこの本が発売された8~9年以上前に、「コネチケで一人30枚程度はメンバーが確保してます」って事務所から公式に発表されちゃってるわけです。

40枚以上って部分を多いと思うかどうかで違ってくるでしょうが、コネチケ自体はみんな暗黙の了解で知ってたことだし、事務所もそこまで秘密にしておきたいことでもないだろうから、その辺は今更な話題だなぁと思っている私です。

それよりも前々からうっすら「スタッフに対する態度が悪そう」という懸念をしていたのですが*1、本物かどうかはともかくそれらしいことが出てしまったのが悲しいわ…。

それにしても芸能人のマネージャーってつくづく大変な仕事だろうと思うよ。

 

ちなみにイノッチ先輩の「アイドル武者修行」は、ジャニヲタ初心者だった頃にジャニーズの勉強のためにと思って読み始めたのですが、色んな発見があってとても楽しく読めました。

親しみやすい文章で気軽に読めますし、何よりイノッチ先輩の人柄の良さが伝わる本なので、ジャニヲタの皆様のみならず非ヲタの皆さんにもおすすめしたい一冊*2です。ぜひご一読を~!!

 

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*1:去年のエイプリルフール公演、テゴマスのイヤフォン故障という嘘に対して「手越がスタッフに裏でキレて怒ってたらどうしようかと思った~」という内容の小山の発言があったらしい(魂レポより)。機械故障であってスタッフのミスではないのに、こういう時に周囲に当たるタイプの人だと小山に思われてるんだな~と感じました。他にもちょこちょこ違和感を感じたことがある…。

*2:イノッチの顔面が全力で押し出された表紙を図書館のカウンターで堂々と借りてきた私のメンタルって中々だと思いませんか?

『無限の住人』感想(ネタバレなし)

いやーーーーー木村パイセンやっぱかっけぇな!!!!!

 

…というジャニーズ界の常識を再確認した映画でした。

そんなわけで感想です。

一応ネタバレらしいネタバレはしてないはずですが、これから映画館へ行かれる方でその辺のマイルールが厳格な方は、自己責任で読んでくださいね。

 

 

だいぶ前なんだけど、たしかZIP!で『無限の住人』の予告が一瞬だけ流れまして。

敵に囲まれる凛(杉咲花)に向けて、廃墟の屋根から万次(木村拓哉)が呼びかける台詞、

 

 

「凛、オレは誰を切りゃいい?」

 

 

あ、わたしこれ絶対好きなヤツだわ。

 

 

せいぜい数十秒の映像だったんですけど、とにかくこの時の万次がまーーーードストライクだったんですよ。このシーンで鑑賞を決めたと言っても過言ではないくらいビビッときた。

 

そんなわけで、前評判が芳しくないのは承知の上で、直感に従って鑑賞することにしたんですが。

 

ちゃんと観てきたからこそ思ったことが一つ…。

 

 

 

酷評してる方、ホントに映画観たのかな??

 

 

 

「今まで原作少女漫画の学園恋愛モノや、ほっこりするアニメ映画しか見てこなかった」とか、「暴力シーンや人斬りに抵抗がある」なら、楽しめないのも無理ないでしょう。そういう方はそもそもこの映画に向いてないので、評価する権利もないと思うけどね。

でも、「バンバン人が斬り殺されるSFアクション時代劇」だと知った上で、それを目的に一般人がこの映画を観た場合、全然面白くないってことは絶対にない。

 

私はファンタジーやSFのアクション映画が好きで、「アベンジャーズ」に「ホビット」に「るろうに剣心」あたりがストライクゾーンなんです。

実写化の中には「なんだこのクオリティ…」と悲しくなるような作品もありますが、上記の作品と比較したとしても、私がファンなら十分有難いレベルにまで仕上がっていました。

カメラワークに不満があったり、上映時間が長くて中だるみした方もいるかもしれませんが、殺陣のシーンや役者陣の演技には迫力があったし、キャラクター造形やCG部分も作りこまれていたので、多少あれこれ難癖つけたくなったとしても、そこまで酷評されるようなひどい映画ではないはずです。

だからなー…あんまり考えたくないけど、SMAP解散の余波が映画の下馬評にまで繋がっているのだとしたら、すごく残念です。どっちにしたってそれはそれ、これはこれでしょ、って思うよ。そもそもキムタク主演作品は失敗しないよう毎回毎回これでもかってくらいの完璧な布陣敷いてんだから最低限のクオリティは保たれとるわ。

 

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物語は万次の妹(凛にそっくりな設定、杉咲花一人二役)が賞金稼ぎに殺されるシーンから始まります。これに怒り狂った万次は100人の敵を斬り殺していくのですが、敵の頭領である金子賢のチンピラ感と垣間見える鍛え抜かれた胸板がとっても良かったです(何の暴露)。

でも冒頭から100人斬りやっちゃったせいで、若干ハードルが上がってしまったのは否めません。その後の刺客たちとは不死身の体で1対1の戦いになるので、どうせ何とかなるだろうな~って思いながら見ちゃうからね…。

 

両親を殺されその仇討に燃える凛ちゃんは、紅い着物とおさげが良く似合っていて、全編ずーっと可愛いです。杉咲花ちゃんっておでこ出してポニーテールにしてる姿しか知らなかったのですが、絶対前髪ある方が可愛い。

しかし凛ちゃん、闘志に燃えるのは結構ですが、敵に捕まるわ投剣(クナイ?)を要らんところに刺すわ、少年漫画にありがちな足手まとい系ヒロインではあります。

でも万次に相手にされなくてちょいちょい拗ねたり、万次のシスコンを刺激(語弊)したり、負けず嫌いな妹系ヒロインを好演していました。

なおわたくし的最大の衝撃は、槇絵(戸田恵梨香)をオバサン呼びしていたことです。杉咲花世代からしたら、あんなに生足きれいで後姿が華奢な戸田恵梨香でもオバサン扱いになるなんて…じゃあ同世代のわたしh(書くのが怖いので以下略)。

 

万次に用心棒を頼むシーンあたりで、ふと「そういえば杉咲花ちゃんって、キムタクの娘さんと同じくらいの年齢なのか…」と気付いてしまって、どうしてもそんな大きい子供がいるようには見えない木村拓哉の若々しさに感心いたしました。父親感全然ないもんね。

 

福士蒼汰の均整の取れた美しさと声優ばりのナイスボイスも素敵でしたが、個人的には尺良(市原隼人)がね…すっごく良かったんだよね…。

私の『一見まともそうなのに実は頭おかしい犯罪者を演じて欲しい俳優』はここ数年変わらずダントツで成宮寛貴なんですけど、『いかにもヤバそうなイカレた人殺しを演じて欲しい俳優』には、市原隼人をランキング1位に置くことにしました。

市原隼人ウォーターボーイズ2の頃はもっとナヨナヨしてたのに、ROOKIESの頃から急激にカッコよくなったよねぇ…。多分鍛えて体格が良くなったせいだと思うんだけど、オラついた役がよく似合うようになった。

手に巻いた包帯を口を使って解いていくシーンでは、近づいてはいけない危険性を醸し出しながらもどこか妖艶さもあって、とにかく「楽しく人殺してそうでコイツヤバイ!!」と思わせる雰囲気が出てました。

女子供だろうと容赦なく殺そうとするそのイカれ具合を鑑賞しながら、どうせ殺されるならこの市原隼人に殺ってほしいと思った私であります。

 

最初に奥さんの入院報道があった直後に「海老蔵さんは京都で時代劇モノの撮影をしている」と聞いた気がするので、このシーンはその頃のものなのかなぁとか思いつつ観ておりました。

それと尺の関係で仕方ないにせよ、金髪ニーハイの栗山千明がもっと見たかった…。

 

るろうに剣心でも年齢を感じさせないキレキレの戦闘シーンを披露していた田中泯さんや、その重厚さで映画をギュギュっと引き締めている山崎努さんら年長者が、世界観に現実味を持たせてくれていました。

お二人の存在感が非現実的なキャラクターたちが時代設定から飛び出ていかないように繋ぎ止めてくれていて、なおかつ作品に貫録が出たと思います。でも山崎努さんの出番が一瞬過ぎてもっと見たいなーと思ったし、何しろ風格がありすぎて、その後のストーリーのインパクトがちょっと薄くなっちゃったかな…。

 

最後に主役の木村拓哉演じる万次ですが。

 

よく「キムタクは何を演じてもキムタク」と言われていますが、確かに今回も『木村拓哉が押し出された万次』ではありました。

私は原作未読組ゆえ、『木村拓哉が押し出された万次』でもすんなり受け入れられたんだろうけど、「漫画オリジナルの万次」が好きな方からすれば、映画版の万次に否定的なのは仕方ないことなのかもしれません。

ですが、「木村拓哉版の万次」は決して悪くはないです。木村拓哉ならではの魅力が万次というキャラクターに反映されていて、普通にひたすらカッコ良かったし、 もうね…とりあえずキムタクが最高だったんだよね。

 

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ところで私は、『「何をやってもキムタク」と言われてしまうキムタクの演技*1』が嫌いではありません。

 

だって我々アラサーは、キムタクのドラマをしこたま見て育ってきてるんですよ?

だから木村拓哉が演じると聞けば、子供のころから見てきたキムタク要素を取り入れたキャラクターなんだって想像がつく。イメージが沸くという点ではある意味安心して見ることができるし、そのキムタクっぽさが好きで楽しみだったりもする。

今までロンバケとかHEROとか社会現象になったようなドラマを散々観てきて、慣れ親しんだキムタク感溢れる演技に愛着もあるし、それを期待して見てる部分があるんですよね。

 

もう一つ思うのは、役者にとってカメレオン俳優と呼ばれることは栄誉なのかもしれないけれど、全員が全員カメレオン俳優である必要はないということ。

憑依型の役者だって勿論素晴らしいけれど、どんな役にも自分を投影させた演技をすることだって、役者の能力であって持ち味でもあると思うんですよね。その個性を使いたいと思ってもらえるからこそ起用に繋がるんだし。

 

それにキャラクターそのままに演じてほしいなら、容姿が近い俳優さんを選べばいいわけですが、文字や絵を実写で映像として作り上げる以上、誰が演じたって原作のキャラクターと100%シンクロすることはありません。演じるのが生身の人間である以上、解釈のズレは確実に生じますから。

だから実写化は別物と割り切って、木村拓哉流のアレンジが効いたキャラクターとして受け取るのが一番だと思っています。完璧に原作通りの実写化なんて不可能なんだから、受け手である我々は原作との違いを楽しむ見方をすればいいのではないでしょうか。

 

少なくともこの映画において、特段キムタクっぽい演技が邪魔になることはなかったし、独特の口調やちょっとチャラい感じもしっかり馴染んでいたので、むしろ万次のカッコよさを高めてくれていました。ほかの役者さんではなく、木村拓哉が万次を演じてくれたからこそ、これだけ素晴らしい仕上がりになったのだと思います。

 

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映画館に行く場合、どうしても前評判をチェックしてしまう私ですが、巷に流れる評価なんて全くあてにならないなぁと痛感しました。

これから観に行こうと考えていらっしゃる方、作品のクオリティはもちろん、木村拓哉のカッコよさだけでも一見の価値はありますので、安心して観てきてくださいね。

 

 無限の住人』、最高でした!!!

 

 

 

*1:ちなみに私の中では山Pの演技も同じカテゴリーに属している。

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